2014年02月02日

ANGEL 辻 陽向(ひなた)

一月いっぱいのつもりだったが、はや2月(笑)

さやかの卒業試験、夢菜の修学旅行も終わって、
希帆の受験勉強も後5日で終わる。
もう直ぐ、さわやかなゆめときぼうの三人がスタジオに
揃う日も近い。

そんな訳で、今回は連載最後となる。
最後は大物を紹介(笑)

大器晩成という言葉がある。
辻 陽向 小学5年生、

4月から渡邊愛実達とJrマスターのトップとなる。
以前、広島遠征の時迷子になった二人だが、
迷子になっても、平気な顔をしていたのが、この子だ。

愛実同様、あの一件以来、特別気になっているが、
両親と仲が良い事もあって、何かにつけこの子は私の周りにいた。

何時も人を見つめては、笑いかけてくる。
それも、何か小馬鹿にしたような笑みを浮かべて(笑)
目が会うと、これまたにんまりと白い歯を見せて、
顎を突き出して、何やら言いたそうな顔をする。

普通は、こんな顔をされると、変な気になるのだが、
この子の場合、それが何となく可笑しくて、
こちらも、コラコラってな調子で、笑い返す。

子供なのに、何処か人を食ったような所がある。

7月だったか、越知のカラオケ大会で踊った時の事、
昼間、駅前で踊った後だったので、少し疲れていたのだろう、
2回目の演舞が少し遅い時間になって、希帆たち6ー7人で踊っていたが
妙に後ろで踊っている陽向の様子がおかしい。

時々踊っては、フラフラする、又踊ってはフラフラ、
お父さんと見ていて、思わず顔をあわせて、噴出した。

何と、踊りながら寝ていたのだ(笑)
お父さんによると、9時近くになっていたので、
普段は寝る時間だそうで、昼間の疲れもあって
オネムニなったらしい。

大人の居眠り運転は聞くが、居眠り踊りとは(笑)

スタジオでの踊りは、流し専門(笑)である。
あえて言うなら、手抜き踊り。
悠然と一人気持ち良さそうに、堂々と踊っている。

皆が必死で踊っている、「よさこい」でも、我関せず(笑)

私は、両親に
「ほら、陽向が又始めたで」と言って笑う。
両親は、困った顔をするが、私はそれをなだめる。

よく見ると、振りを理解していない訳ではない。
一つの振りから次の振りへの動作が非常になめらかで
決める動作がないだけの話で、振りは完璧に覚えている。

要は、この子の踊りは、日本舞踊なのである。
音楽に併せ、振りを当て嵌めている、正に、流している。
と言う事は、自分の感情を現せないのか?
感情を表現するに足る音楽、振りではないと思っているのか?

ダンサーには、二通りが存在する。
希帆や夢菜、さやかのように、小さい事に敏感に反応して
小さな動きや感情を表現して大きくしていく者。


片や、真由美のように、小さな事にとらわれず、ダイナミックに
大きく表現する中で、ある一部を細やかに魅せる者。

前者は、毎日の積み重ねで、急に大きく変わる事は無いが、
一気の飛躍は無い。
後者は、あるきっかけで、大きくつまずく事もあるが、
機を得れば、全く違った飛躍を魅せる。

私は、陽向は後者だと思う。
只の手抜きか、きっかけを待っているのか、
それを判断するには両親の感性を見るのだが、間違いない。
未だ機は熟していないだけの事である。

おそらく、中学2年頃身長が伸びて体のバランスが取れ、
彼女が求める踊りに出会った時、
周りを圧倒する、踊りが見れると思っている。

小さく折り畳んだ手が大きく広がり、くるくる回っている体が
左右に大きく揺れ始めたら、居眠りしていた大きな目は
真正面を向いて光り輝きだすだろう。

大器は、今その機を待っているだけなのである。

やがて、IZANAIの戦士が誕生する。

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posted by satowa2 at 06:18| Comment(0) | essay | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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