2014年01月27日

ANGEL 渡邊愛実(あいみ)

りんどう、、の花をご存知だろうか?
植物図鑑を見ているとき、その名前が記憶に残った。



りんどうの花には、多くの種類があって花弁の色や形は
さまざまだが、福島県の立山に多く見られる
立山りんどうの白い花びらが、好きである。

何となく物悲しく、ひっそりと咲くその花は
鑑賞するというより、つい手を差し伸べて、
周りの環境から守りたくなるなるような風情がある。

こんな花の雰囲気を持った少女がいた。
昨日の話しの、もう一人である。
渡邊愛実、小学校5年生。

存在は知っていたが、話した事は無かった。
昨年の広島初遠征、さわやかなゆめときぼう号に乗り合わせたのが
辻陽向(ひなた)と愛実だった。

本州に渡って、パーキングエリアで休憩を取ったのだが、
タバコを吸ってコーヒーを飲みに行こうとする私に、
仲良く手を繋いだ二人が、近寄ってきた。

「先生や、みんながいない、、、、。」
少し半べそになった、愛実が困った顔をして、訴えかけた。
陽向はケロッとした顔で、
「あっちのトイレやお店の中を探したけど、いなかった」

とり合えず、近くのベンチに座らせて、ジュースを買ってきた。
「ここに座って、待ってなさい、動いたらダメだよ」

探し始めて数分もしない内に、希帆たち3人が店から出てきた。
彼女達を連れて、ベンチのところへ行くと、
二人がいない(笑)

ひすい達も帰ってきて、今度は二人の捜索(笑)
結局近くのトイレにいた。

この事件があってから、Jrマスターの中でこの二人は
特別な存在になった。

一言で言えば、線が細い、、
体だけでなく、自信なさそうに少し伏せ目がちで、口数も少ない。
そうかと思えば、「来て!!」と言ってカメラを持つ私を引っ張って、
岡林愛奈(まな)の所へ連れて行き。
「愛奈ちゃん、きれいでしょ、写しちゃって」、、とねだる。
変わった所がある子だなと思いながら、愛奈を撮ると
もの凄く嬉しそうな顔で、それを眺めている。

愛奈に憧れているのか、その後も3、4度愛奈の所へ連れて行かれた(笑)

見かけのか細さに似合わず、自分の意見ははっきりと言い、
踊りもしっかりと脇見せず前を向いて真剣に踊る。

レッスン中は余り笑わず、真剣なので、おとなしそうに見えるが
実はなかなか、ヤンチャな所もある。

じっと見つめたり、節目がちだったレッスンで、
自分を写す鏡を見る目が、輝きだした。
周りの友達との距離を体に感じて、目配せして笑顔を見せる。

りんどうの花が、眩しい光の中で、高原の爽やかな風を受けて
体を震わせているかのようだ。

昨日、特別に行われた、簡単バレエのレッスンにも、
蔭野友弥子(ゆみこ)や中条小桃(こもも)と共に参加していた。

イベントにも必ず参加しているので、笑顔を振りまき出すと、
踊りが大きく変わる。
4月からはJrマスターを引っ張っていく立場になる事も
大きく羽ばたくきっかけになる筈である。

もう、迷子になって、半べそになる事はないだろう。

RIHA 331.jpg


posted by satowa2 at 00:29| Comment(0) | essay | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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